二次元の推しに恋する「フィクトロマンティック」とは?

Aロマ・Aセク

私は恋愛感情を持たない性的マイノリティ「アロマンティック・アセクシャル」を自認しています。

以前の記事では「推し」と「恋愛」の違いについて解説をしました。



内容を一行でまとめると「推しと恋愛は別物!LIKEでもLOVEでも表現できない特別な存在!」って感じの記事です。

でもそれは、私がたまたま現実世界・二次元のどちらにも恋愛感情を持っていなかっただけの話。

世の中には「推し」に本気で恋をしている方もたくさんいるんですよね。

そこで今回の記事では、二次元の「推し」に恋をするセクシャルマイノリティについて解説していきます。

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二次元に恋する「フィクトロマンティック(フィクトセクシャル)」

架空のキャラクターに恋愛感情を抱く人のことを「フィクトロマンティック」といいます。


  • ロマンティック=恋愛感情を抱く
  • セクシャル  =性欲を抱く

なので、架空のキャラクターに性的魅力を感じる場合は「フィクトセクシャル」でもあります。

オタク業界でよく使われている「夢女子」「リアコ」「ガチ恋」は、このフィクトロマンティック(フィクトセクシャル)に近い恋愛指向です。

恋をしている本人としては、好きになった相手がたまたま二次元だっただけの話なんですよね。

しかし実在しないキャラクターに恋をすることは、残念ながら世の中の”普通”ではありません。


は?何それ?ただの現実逃避でしょww

といった感じで周りの人に理解してもらえなくて、悲しい思いをしている方が多いのではないでしょうか。

もしフィクトロマンティックを知ることで「私だけが変じゃないんだ!仲間がいるんだ!」と安心できたのなら、ぜひ自認をしてみてください。

逆にフィクトロマンティックに抵抗を感じた方は「私は夢女子だからフィクトロマンティックなんだ…」と考える必要はありません。

実際に、夢女子とフィクトロマンティックは別物だと考えている人もいますからね。

セクシャリティの自認とは、漢字からも読み取れるように「自分自身がそうだと認めること」です。

とにかく自分が楽になれるかどうかが一番重要なんです。


両想いになりたくない「リスロマンティック」

誰かに恋愛感情は抱くものの、その相手からの好意を望まない人のことを「リスロマンティック」といいます。

つまり、好きな人と両想いになりたくないと感じる複雑なセクシャリティです。

好きな相手から恋愛感情を抱かれてしまうと、一気に冷めて恋心が無くなったり、嫌悪感を抱いたりもします。

リスロマンティック自体は、二次元キャラへの恋とは関係がない恋愛指向ですが、

  • 推しのことは大好きだけど、認知はされたくない…
  • 推しの生活を見守りたい…自室の壁になりたい…

と思う方は、もしかしたら二次元キャラに恋するフィクトロマンティックと、両想いになりたくないリスロマンティックの両方に当てはまるのかもしれません。

私自身は、現実世界と二次元のどちらにも恋愛感情を持たない人間だと自認しています。

でも根っからのオタクで、ずっと二次元の推しに夢中になってきたので「それってFロマ+リスロマなんじゃない?」と言われると、完全に否定はできないと思っています。

セクシャリティは誰かに診断されたり、何か証拠があったりするわけじゃないから、難しいですよね。


「恋愛は自由」と言っても実際はなかなか難しい

セクシャリティは一人に一つだけと決まっているわけではありません。

一つ一つがきっちり区切られているわけでもなく、グレーゾーンも存在します。

  • 二次元のキャラに恋をする人
  • 現実世界と二次元の両方が恋愛対象な人
  • 誰かを好きになるけど両想いにはなりたくない人

世の中にはいろいろな人がいます。

私はそもそも恋愛感情を持たない人間なので、フィクトロマンティックやリスロマンティックだけではなく、現実世界の”普通の恋”も理解ができません。

そして二次元に推しはいますが、恋愛の好きとは別物だと思っています。

そんな私の主張は、フィクトロマンティック側からすると「推しがいるのに恋愛感情じゃないっておかしくない?」って話になるんですよね。

このように、自分とは違うセクシャリティの人のことを理解するのはとても難しいことです。

セクシャルマイノリティ同士でも難しいんだから、現実世界の異性に恋をする”普通の人”が相手だと、難易度が爆上げになるのは当然といえば当然です。


たとえ理解されるのが難しくても、せめて否定されずに「あ、そうなんだ」って言ってもらえる世の中になっていったらいいですよね。


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