会社員の年末のお楽しみといえば賞与。
12月はボーナスの支給月です。
まぁ私は今までの社会人生活で、ボーナスに浮かれたことはないんですけどね。
オタク活動で散財しまくっていた頃も「ボーナスが入ったから贅沢してやるぜ!」なんてことはありませんでした。
とは言っても、このご時世で無事にボーナスが支給されるのは、とてもありがたいことです。
恵まれた立場であることに感謝しなければなりません。

………。
弊社サンキュー!これでセミリタイアがまた少し近くなったわ!!(本音)
2020年:冬のボーナス支給額

手取りで50万円弱でした!
一般的には夏よりも冬の賞与の方が多いようですが、私の務め先では夏の方が多く支給されます。
冬の支給月数はいつも固定で、業績&評価は夏に反映されるので。
夏は一体どうなるのかなぁ。
コロナの打撃はそこまで大きくなさそうだけど、それまでが絶好調だっただけに去年より減るのは確定だと思っています。
まぁ私は前の部署(地獄)での評価がボロボロだったから、昨年までの業績絶好調の恩恵にはあずかれていないわけで…。
たとえ今年度の支給月数が減ったとしても、評価が良ければ去年と近い額がもらえるのかもね…ハハハ…。
社会保険料が高すぎる
ボーナスって支給額と手取りの差を見ると、すごく悲しくなるりますよね。
まぁ普段の給料からもめちゃくちゃ天引きされてるんだけど…。
特に社会保険料が高すぎる、なんなのコイツ。
私は厚生年金・健康保険の実務を5年くらい担当をしていたことがあるため、余計に目につきます。
ちなみに厚生年金は、ちょっと前まで負担率が毎年上がっていました。
みんなに気付かれないように、じわじわと少しずつ…12年間で約2.3%アップ。
「やることがせこい…」と思いながら、泣く泣く自分の報酬からも社会保険料を徴収していましたよ。
昔は賞与からは社会保険料が徴収されていなかった
賞与から引かれる社会保険料がゼロ。
嘘みてーだろ…本当の話なんだぜ…。
現在の社会保険料は、厚生年金と健康保険あわせて約13%が賞与から徴収されています。
一方、平成7年3月までの負担率は完全に0%!
平成7年4月~平成15年3月は、厚生年金が0.5%負担。
また加入先によって違いがありますが、健康保険は0.3%ほどだったようです。

は??羨ましすぎるんだが????
なぜこの羨ましい状況が廃止されてしまったのかというと、企業の保険料逃れが横行したからです。
社会保険料は「労使折半」といって、企業も私たちと同じ額を負担しています。
そのため、毎月の給与を抑えてその分を賞与で支給したら、会社側も社会保険料の負担額が減るんですよね。
当然そんな状況を国が見逃すわけもなく、賞与の社会保険料も給与と同じ負担率になったわけです。
しかし単純に負担を増やすと、庶民や企業からは文句が出ますよね。
なので「賞与からも保険料を取る代わりに、負担率は下げるよ!」という対応になったのです。
しかし保険料は毎年引き上げられて、結局は元に戻ってるというか…
むしろ現在の方が負担率が高くなってるし、賞与からも保険料もばっちり徴収されてる状況です。

なんでやねん!!!約束が違うやろ!!!!!
この話を知ってしまうと、社会保険料の存在が余計に憎く感じてしまうのでした。
会社員は搾取され放題
国っていつもそう。困ったら会社員の報酬から天引きすれば良いと思ってやがる。
保険料も税金も取られ放題ですよ。
支給額が増えても、手取りは全然増えていかない。
まぁ収入が安定していること自体は、会社員の大きな利点ですけどね。
でもその「安定した収入」も絶対に保証されているものではありません。
コロナ禍でダメージを受けた会社は、今も苦しい状況が続いています。
給与・賞与カットや希望退職者の募集など…超有名な大企業も例外ではなく毎日のようにニュースが流れてくる。
今は偶然コロナに強くて助かっている業種だって、いつ何が起きるかわかりません。
- 本当は安定していない収入と雇用
- 搾取され放題の給料
うん、やっぱりさっさと資産を築いて、セミリタイアするしかないですね!
冬のボーナスは無事に受け取れたものの、会社員はリスクが大きい生き方なんだと改めて実感した1年でした。終わり。
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